「上品蓮台寺の桜」聖徳太子創建と言われる歴史ある寺院

上品蓮台寺は京都市北区にある真言宗智山派の寺院で、境内には一本の枝垂桜がある。
「上品蓮台寺の桜」の写真ギャラリー
上品蓮台寺の概要
上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)は京都市北区にある真言宗智山派の寺院です。
聖徳太子によって創建されたと伝えられ、960年(天徳4年)に宇多法皇の勅願によって、東寺長者寛空が再建しました。
以前は千本通りを挟んで塔頭が12院あったことから「十二坊」とも呼ばれています。
奈良時代の「紙本著色絵因果経」が国宝になっており、「絹本著色六地蔵像」「絹本著色文殊菩薩像」が重要文化財に指定されています。
上品蓮台寺 撮影のポイント
[タイミング]
・桜の見頃は例年3月下旬
[光の条件]
・桜の定番構図は西向きを撮影。午前中順光
[レンズ]
・標準レンズ、広角レンズ
[注意事項]
・三脚利用禁止
上品蓮台寺へのアクセス
上品蓮台寺は京都御所の北西に位置しています。
周辺は電車の駅があまりありませんのでバスが便利です。
JR京都駅から市バス205系統で「千本北大路」下車、徒歩約3分となっています。
車の場合は二条城の西側の千本通りを北方向へ。船岡山公園の近く、道路の左側に上品蓮台寺があります。
上品蓮台寺の山門
道路沿いに山門があります。

山門の奥に枝垂桜が見えます。
「上品蓮台寺の説明」

山門の左側に上品蓮台寺の説明板があります。

山門の前から境内を撮影しています。
このように山門をフレームにする構図は広角レンズが必要です。
この写真は広角レンズ・焦点距離16mmで撮影しています。
西向きを撮影しているので、午前中が順光になります。
朝の方が人がいないのでオススメです。
「半円球」

上品蓮台寺の枝垂桜は半円球の樹形がとても美しい桜です。
この日は快晴で青空とピンクのコントラストが見事でした。

少し位置を変えても美しい半円形を写すことができます。
背後には緑、建物が程よく入り、寺院の雰囲気も良く出ます。

こちらは山門と枝垂桜を撮影。
こちら側からは逆光条件での撮影になります。
樹形は半円形ではなくなり、右側に大きく枝を伸ばしています。

左側から撮影。
桜の左右は通路になっています。
通路の柵は竹で作られていて、美しい庭園になっています。

桜をアップで撮影。
標準レンズ29mmです。
この桜は標準レンズでも撮影は可能です。

こちらは桜に近づいて広角レンズ・焦点距離16mmで撮影。
上品蓮台寺境内の様子

山門を入って左側に来てみました。右奥に見えるのが枝垂桜です。
「本堂」

シンプルな作りの本堂です。
大きな寺院ではないですが、整備された庭園が美しく、静かに桜を楽しむことができました。
上品蓮台寺の桜 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 上品蓮台寺の桜 |
ふりがな | じょうぼんれんだいじ |
郵便番号 | 603-8303 |
住所 | 京都府京都市北区紫野十二坊町33-1 |
駐車場 | 無 / |